2024年11月17日に開催された日本トライアスロン選手権で、僕は過去最高位の2位に入ることができました。
準備の過程
この結果を達成するために、ただトレーニングを積むだけでなく、イメージトレーニングを取り入れました。レースの3ヶ月前から毎晩、スタート前からゴール後、周りで応援してくださる方と一緒に喜ぶところまで、臨場感のあるイメージトレーニングを行い、スタートからゴールまで集中して走り切る姿を思い描きました。
レースの戦略
特に良かったのはランニングのペース配分です。バイクの走力が向上したことで、以前はランニングのスタートの際にオーバーペースになりがちでしたが、今回は自分のペースを守り、後半に向けてビルドアップする戦略を取りました。この戦略がはまり、シーズンを通して負け続けていた選手たちとの表彰台争いに勝つことができました。自分が得意とする、課題を明確にして改善していく力が最後に発揮されたと考えています。
トレーニングと休養のバランス
2024年は、トレーニングだけでなく、休養の重要性を強く意識しました。そのキッカケが、レースで勝っても本当の意味で自分のことを認められずにいたことで、トレーニングをしていても苦しくなってきたからです。僕は、「国スポで優勝しても、どうせ他に強い選手がいる」「アジアで優勝しても、世界とはレベルが違う」と思い、喜ぶことができませんでした。それもあり、休む暇はないと自分を追い込み続けてきました。
これを改善するために、まずはどんな自分でも受け入れることから始め、心と身体の声を聞き休養を取り入れ、心身ともにリフレッシュすることで、日々のトレーニングを良い良い状態で継続できるようになりました。このバランスが、最終的に良い結果に繋がったと感じています。
これからの抱負
今年は日本選手権2位、ランキング4位で2024年シーズンを終えました。2025年シーズンは、日本ランキング・日本選手権共に1位を目指して世界でも堂々と闘える選手になれるように頑張っていきます。
これからも応援宜しくお願いします!
内田弦大






